【読める?】絶対に読めない音楽レビュー

あなたは音楽レビューを読んだことがありますか?

音楽レビューとは、楽曲をリスナーには伝わらないような用語を乱用して文章に起こし、それっぽい紹介をするコーナーのこと。

micでは、友達に音楽を教えるようなくらい分かりやすくてラフな音楽紹介をお送りしていますが、今回は趣向を変えて絶対に読めないであろう超難解な音楽レビューを掲載することにしました。

あなたは読める!?

今回紹介する音源

今回ご紹介するのは、4ピースプログレッシブポップ架空バンド「ダウナーに晴天なる涙」のニューアルバム『Jazy & Take』を紹介します。

音楽レビューを見て、曲の感じが想像できたら読めたということになります。

それではいってみましょう!

絶対に読めない音楽レビュー

ダウナーに晴天なる涙『Jazy & Take』
2017年11月7日リリース

更なる勢いを増しているダウナーに晴天なる涙(以下、ダウナーに晴天)が早くもニューアルバムをリリース。

プログレッシヴ・ミュージックは、テクニカルな演奏技術と相対するキャッチーへの理解性があれば、極上のポップソングアルバムを作り上げることができるということを邦楽ロックシーンに知らしめた一枚。ダウナーに晴天の音楽性を究極にまで突き詰めた全12曲の作品。

フリーキーでアバンギャルドなフレージングをワイドに展開させ、唯一無二のワーディングでアイロニカルさを表現する歌詞が印象的なリード曲『Tam-bou-rine』から始まる今作は気持ちが華やぐ。

次ぐ2曲目の『ABARA SOUND』はソリッドでエモーショナルなサウンド展開が心地よいバンドアンサンブルが、ダウナーに晴天を色濃く映し出すポップソングへと完璧に昇華。意図的に悲鳴と歓喜が同時再生されるような歌声が鳴り響くナツユラメのヴォーカルは、2つの対照的な感情が実は濃密に接し合う感情であることを示しているようだ。

そして最も注目したいのは、ダウナーに晴天の世界観を1ミリもブレることなくシンボライズする「あゝ和声」。かつてこれほどまでにダウナーに晴天自身を表す楽曲はあっただろうか。《あゝ和声 遭難舟の最中に僕らは一刻の光をもたらすことはないのでしょうか》というフレーズは、自らのオリジナリティに対してセンチメンタルな心情をはっきりと映し出しつつも、デビュー当初から変わらないダウナーに晴天の溢れ出続けるハングリーさも描き出されている。

今の邦楽ロックシーンに対して冷ややかな目で、でもどこか好意的にシーンを捉えるこの不透明な現代性をリアルに映し出されているような堂々の名作ではないだろうか。(見習い店長)

いかがだったでしょうか?

楽曲の感じ伝わりましたでしょうか?

このレビューは、音楽サイトに掲載されている音楽レビューでよく使われているような用語を使ってなるべく「ぽい」音楽レビューを書いてみましたが、ものすごく大変。
それこそ1フレーズの表現をめちゃくちゃ難しく考えて難しく表現するなんて、やることがハイレベル…。

って感じなんですが、まあ伝わらない気がするのはなんでなんでしょうか。

若者が「ヤバイ」とか「マジ卍」とか、意味を無数に込めた短い言葉を使って会話するという状況の中で、音楽レビューは難しい日本語とカタカナ語で表現するっていう逆説的な関係が面白いですよね。

日本語っていうのは無限大に表現方法がありますが、一般人はある程度テンプレート化して普通の会話を繰り広げているので、難しい日本語とカタカナ語で表現するっていう音楽紹介よりも、その音楽紹介を見てその音楽を聴きたくなるような読みやすい音楽レビューが世に溢れでたら良いなぁなんて思いました。

このレビューが読み取れたあなたは音楽ライター向きかも!

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見習い店長
キャッチーと個性的の間の曲が好きな雑食系リスナー。見習い店長の需要のないウェブログも営む。