【インタビュー】HEM、4回目の台湾「待望の夜ライブ、バシッと盛り上げる」

 

2015年の3月に1st フルアルバム「Punk To The People」をリリースし、

今年の10月8日-9日 台湾の数千人規模の音楽フェス「Unlimited Freedom Festival」に、2回目の出演をするHEM。

台湾に行く直前となったHEMに、バンドの成り立ちからこれまでの台湾でのライブの話、今回の意気込みまで、沢山の話をしてもらった。

(by riku)

HEM(ヘム)

(左から Gt&Vo.Kazusa / Ba&Cho.Hiroki / Dr&Cho.Toru)

沖縄県を中心に活動する、3ピース メロディックパンクバンド。
2013年 台湾の大型ロックフェス「Beastie Rock Festival」に出演。同年 3Song EP「WONDER RAWK」にてデビュー。

2nd シングル「Summer Girl」をリリース後、ラジオ番組「すれすれイレブン」でのテーマソング起用、大手靴ブランドABC MARTにRECOMMEND NEW DISCとして取り上げられるなど注目を集める。

2015年には 1st fullalbum「Punk To The People」をリリースしTOWER RECORDSのインディーズ週間チャート1位を獲得。

沖縄県内に留まらず海外でのツアーやフェス出演など勢力的に活動し、

「Punk To The People」という自主企画ライブイベントを定期的に県内ライブハウスで展開中。

 

 

─ まず結成から今までの経緯を教えて下さい。


Kazusa:
俺とHirokiが中学の同級生で、遊びでコピバンをやったり大会に出たりしていて。

それからオリジナル曲やろうかってなった時に、19歳くらいの時に3人でやったのが前身のバンドでした。

その後にドラムが変わって、21歳でHEMを結成して本格的に始めました。

3年くらいそのまま活動してたんですけど、当時ドラムだったメンバーが飲酒運転で逮捕されてしまって。

路頭に迷ったところ、ドラムをToruさんにお願いして。

そこから7年くらい経ちました。

 

 

─ HEMの写真や動画は必ず目に線が入ってますが、なぜ顔を隠してるのですか?


Kazusa:
一応社会人バンドではあるので、仕事に支障がないようにみたいなので始めまし

た。

 

Hiroki:でもいつのまにかトレードマークになってしまって、止めるに止められない(笑)

 

Kazusa:だんだん薄くしていく?2年くらいかけて(笑)

最後蚊が飛んでるみたいな(笑)

 

─ これから写真に目が離せないですね(笑)

それで今回、「Unlimited Freedom Festival」は2回目の出演となりますが、台湾にはどのくらい行ってますか?

 

Kazusa:3年前に出た「Beastie Rock Festival」の時が初めてでした。

去年の8月には、台北と台中のライブハウスツアーをして。

 

Toru:「Punk To The People」(自主企画ライブイベント)の前哨戦みたいな形で行ったよね。

 

Kazusa:そうそう。で、その時にできた繋がりで去年の10月の「Unlimited Freedom Festival」に呼んでもらって、今年も出場することになりました。

なので、今回で4回目になりますね!

 

─ 台湾に行くきっかけは何だったんですか?

 

Kazusa:最初は、2side1brainに連れて行ってもらって。その後自分なんかで行きたいってなった時に、MEG(2side1brain)にオーガナイザーを紹介してもらって、8月のライブハウスツアーの日程を作ってもらって。そのツアーで知り合ったライブハウスのオーナーが「Unlimited Freedom Festival」を仕切ってて、10月も出てよって言ってくれてって感じです。

 

Toru:ほんとにありがたいよね。

 

─ やっぱりライブの反応とか盛り上がり方とか、日本と違いますか?


Toru:あっち(台湾)のお客さんは盛り上がりが熱いんですよ。

ライブが好きなんだろうなぁ。てか、騒ぐのが好きなんだろうなぁって感じがする。

俺らはフェスに出てるからあくまでもフェスに来てる人たちの特徴ではあるんだけど、遠くで立ってぼーっと見てる人はあんまりいなくて。

ステージが何個もあるようなイベントなんですけど、ここで終わるとゾロゾロと次の会場に行ってあっち行ってこっち行ってみたいな、そんな感じでした。

だから本当にバンドを見に行ってるんだなと。
なんかもう日本の音楽シーンの場合、フェスに行くっていうのがちょっと違う意味になってるじゃないですか。

音楽がどうこうっていうより、音楽に付随しているキャンプしたりとか、いやらしいことしたりとか(笑) 日本のフェスっていやらしいこと求めて行くわけじゃないですか(笑)

 

Hiroki:デートがてらにフェスに行こうみたいなってことですかね?(笑)

 

Toru:そう(笑)そんな空気が向こうはあんまりないっていうか。

 

Kazusa:確かにそうかもしれない。あと多分、規模とか主催者側にもよるとは思うんだけど、日本みたいにフェス自体がビジネスにはあんまりなってなくて。

日本でやるフェスってほぼ全部ビジネスじゃないですか。

でも向こうは色んな人が協力し合ってて、お金儲け云々ではなくてそのフェスを成立させる為にスポンサーもとってくるし。

凄くあったかいというか人間味のあるアナログな感じがしてとっても素晴らしかった。

 

Hiroki:日本人より音楽が好きだなって、それに尽きるね。

 

─ 純粋に音楽を楽しむってとても素晴らしいですね。そんなに貪欲なお客さんばっかりだとパフォーマンスも変わってきたりするんですか?

 

Hiroki:台湾行くようになってからライブのパフォーマンスとかむしろ台湾でやるような形になって来たように感じます。

台湾でやるスタイルでやって日本人がノってくれなかったらならしょうがないくらいの。

でも、日本人のシャイ度に合わした方が良いのかな(笑)

 

Kazusa:レスポンスが悪くてもそれはそれで場が違うし、そこでやり方を工夫したりすることはないかなぁ。

でもHEMらしさといえばパンクっぽい感じだと思うので、それがより凝り固まっていい感じになったと思います。周りの環境に左右されなくなったというか。

 

─ では、台湾に向けての意気込みを教えてください。

 

Kazusa:去年の意気込みは台湾の屋台制覇だったんですけど、した?

 

Toru:制覇はできなかったけど、半分以上は攻めたよ(笑)

 

─ 台湾のご飯美味しいんですか?

 

Kazusa:美味しい!けど、極端で。

美味いやつはめっちゃ美味いんだけど、臭豆腐は無理だね(笑)

 

Hiroki:発酵させてる豆腐売ってるんだよね(笑)しかも作ってる屋台も未だかつてない匂いがする(笑)

でもこれを可愛い女の子がパクパク食べるから俺も行けるって思って全部食べたんだけど、全然ダメでした!(笑)

あとあっちの甘いソーセージは美味しくない。

 

Toru:これは人によって別れるけど、俺は美味しいと思う。

 

Kazusa:Toruさんの美味いは説得力ない(笑)

俺とHirokiが食えないのも全部食ってるからね(笑)

 

Hiroki:あと小籠包とか包む系が美味しい。

しかも包む系に赤い唐辛子みたいなソースを付けるんですけど、口が痛くなるくらい辛いんだけどこれが美味い。

あ、意気込みは謎のソースを今回は買って帰る。で、ついでにライブ盛り上げる(笑)

 

─ ついでに盛り上げる(笑) ライブの方の意気込みもお願いします。

 

Toru:「Unlimited Freedom Festival」で新曲をおろすんですけど、楽しみにしてもらいたいですね。

日本じゃないのに、前の3回の台湾でのライブから聴いてくれたりしてる人がいて。

聴きたい人がいるっていうのが分かってるから、そういう意味では新曲をおろして持って行くっていう楽しみが沖縄でおろすのとはちょっと違うかなって思います。

 

Kazusa:去年はお昼の時間帯だったんですけど今年は多分夕方くらいになるので、それも想定して曲の構成とかも俺らにしては凝ってます。

 

Hiroki:待望の夜ライブだからね、バシッと盛り上げて。

とりあえず頑張ります(笑)

 

─ では最後に、これからの若きアーティストやバンドマンに向けてメッセージをお願いします。

 

Hiroki:俺らは楽しくやってれば良いという感覚で、好きなように音楽をやっていて。

もちろん音楽で稼いでいけるんだったらそれが1番良いんだけど、稼げないからダメっていって辞める必要はないなと。

好きだったら続けていって欲しいなって思います。

 

Toru:真面目にいうと、うちのバンドのコンセプトの1つにライブハウスにお客さんを戻そうっていうのがあって。

台湾とかアジア各国、欧米にだって行ったりしてるバンドさんが沢山いて、その人たちを手近に見れるライブハウスにみんな来て欲しい。で、来ればその熱を持って来れるよって思います。

そして、HEMのイベントにぜひ来て欲しい(笑)

 

Kazusa:メッセージではないけど、今俺らがやってることって、お金はかかるけど別に皆やろうと思えば出来ることで。

オリンピックとか記録を作るものだったら、我慢して努力して体力作ってってやるのかもしれないけど、そういう世界じゃないのかなって。好きだからやってるしそんなに肩に力を入れてやるものじゃないよ、好きだったらっていう感じです。

好きだからやって、簡単に辞めないで欲しいなって思います。

 

[information]

2016/10/08-10/09

「無限自由音樂藝術節 Unlimited Freedom Festival 2016」

※HEMは9日に出場!

 

見習い店長
FOOL MUSIC 代表。CAPTAIN MAIKOのギター担当。キャッチーと個性的の間の曲が好きな雑食系リスナー。見習い店長の需要のないウェブログも営む。