邦楽ロック90年代の偉大なバンド NUMBER GIRL

NUMBER GIRL(ナンバーガール)

「福岡市博多区からやって参りました、ナンバーガールです」

2002年11月にその活動を終えるまで、 圧倒的な存在感を放ちながら日本のロック・シーンを走り抜けていった彼ら。
バンド結成から10年となる2005年。 その怒濤の足跡を再検証するomoide in my head projectを発足する。
向井秀徳(ギター&ボーカル) 73年~  佐賀県出身 田渕ひさ子(ギター) 75年~  福岡県出身 中尾憲太郎(ベース) 74年~  福岡県出身 アヒト・イナザワ(ドラム) 73年~  福岡県出身
■向井秀徳(ボーカル、ギター)現在は自身のバンドZAZEN BOYSのほか、LEO今井とのユニットKIMONOS、ソロとして向井秀徳アコースティック&エレクトリックでも活動中。
■田渕ひさ子(ギター)
現在はLAMA 、bloodthirsty butchersでギター担当として、toddleでギター、ボーカル担当として活動している。
■中尾憲太郎(ベース)現在はベーシストとしては自身のバンドCrypt Cityでの活動を中心に、younGSounsへの参加やACO、Art-Schoolでのサポートをこなす一方、主に若手バンドのプロデューサーとしても精力的に活動中。
■アヒト・イナザワ(ドラムス)
ZAZEN BOYSでの活動を経て自らがボーカリストとなるバンドVOLA & THE ORIENTAL MACHINEを結成し精力的に活動中。またドラマーとしてはBEYONDSへの参加や数々のセッションで活躍している。
<デイヴ・フリッドマン>
ニューヨーク郊外の街フレドニアで生まれのロック系プロデューサー。 マーキュリー・レヴのメンバーでもある。主なプロデュース/エンジニア作品は、ベル・アンド・セバスチャン/フレーミング・リップス/モグワイ/ウィーザー(2ndピンカートン)/ザ・デルガドズ/クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー/MGMT/OK Go/ジェーンズ・アディクションなど。
日本では、ナンバーガール(SAPPUKEI/NUM-HEAVYMETALLIC)/ZAZEN BOYS(ZAZEN BOYS 4)/MASS OF THE FERMENTING DREGSなどをプロデュース。

影響されている後輩バンド多数

90年代の邦楽ロックシーンでは、SUPERCARやくるりと一緒に名前を挙げられることが多い。
初めて聴く場合は少々癖が強く、衝撃的でしょう。苦手な人にとってはかなりきついと思う。

ピクシーズなどのオルタナティブロックから影響を受けたとされる、ハイが強調されまくってるギター。
ギターの音に埋もれるくらい引っ込んでいるボーカル。
狂ってるような激しいリードギター。
変態なリズム隊。

随分と各パートの主張が強い

アジカンや、凛として時雨・9mmなどが影響を受けている事で有名だが、数ある曲を聴けば聴くほど あ、これナンバーガールで聴いた みたいなサウンドが多い。
邦楽ロックの一種のスタンダードを作り、それを更に前衛的に進めたバンド。

「独自の音楽性」ってこういうバンドの紹介で使ってくれ

イマ流行りの10年代邦楽ロックは、どうも似通ったバンドが多い。
この頃は洋楽ロックをルーツに持つバンドが多かったが、最近では邦楽ロックをルーツにするバンドも出てきた。

そんなバンドと比べるとナンバーガールはどっちとも言えないような雰囲気を感じる。
洋楽テイストのサウンドを軸に日本語で歌い上げていて、ナンバーガールは「独自の音楽性」という言葉で説明できる唯一のバンドではないだろうか。

やり終えたんだよ邦楽ロックは

ナンバーガールを聴くとそう思う。
やり終えたんだよ邦楽ロックは
ぜひ今の邦楽ロックシーンが好きな人にも聴いて欲しい。

日本語っていう言葉自体、海外から持ってきたロックという音楽には合わないなんて昔から言う人もいる。
邦楽よりも洋楽の方が好きなんて人もいる。
そして、今の邦楽ロックシーンのように耳触りが良くて完成度的には高いけどなんか合わないなぁなんて人もいるかもしれない。

そんな人にこういうバンドはどうだろうか?
聴く曲々において、同じような事を繰り返してる訳ではなく、前衛的にどんどん進化していた。
アルバムを聴くとそういう変化を感じることができる。

確かに耳触りの良い曲は偉大だ。
誰もを虜にするキャッチーさは大事。
でも、それを踏まえながらもさらに自分の音楽を追求するスタンスに魅力を感じないだろうか?
きっと邦楽ロックにしか出せない何かを見せてくれるはず。

そんな姿勢のバンドをもう一度見ることはないのか。
頑張れ邦楽ロック。

https://m.youtube.com/watch?v=GJIYZGs4iJs

見習い店長
FOOL MUSIC 代表。CAPTAIN MAIKOのギター担当。キャッチーと個性的の間の曲が好きな雑食系リスナー。見習い店長の需要のないウェブログも営む。